明細書アシスタントの概要
特徴
主に、以下の機能があります。(その他にもありますので、インストール後ヘルプをご覧ください)
1.【符号の説明】の作成と、明細書中の符号のチェック
2.段落番号の振り直し
3.図番・請求項の挿入・削除
4.明細書中の符号付の用語や、図番などを強調表示
対応環境
VER. 2.30
・OS:Windows10/8/7/XP/2000/NT
・ワープロソフト:Microsoft Word(2000~2013)。 Word2016は、確認していませんが、おそらく使用できます。
・電子メールを送受信できる環境
主な機能の説明
1.符号付用語のリスト(符号のチェック)
明細書中から、符号が付いた用語を抽出して、文章の最後にリストアップします。
明細書中で、記載ミスの可能性がある部分を色つきで警告表示します。
赤: 符号が同じで、用語が違う部分 (例:エンジン15 と ボルト15)
青: 用語が同じで、符号が違う部分 (例:エンジン15 と エンジン18)
緑: 符号の付け忘れ部分
用語の検索の条件は、原則として以下の通りです。
・用語および符号は、全角文字を使用していること
・用語は、漢字・カタカナ・英字の連続であること
・符号は、アルファベット(大文字・小文字)、数字、ギリシア文字、ダッシュ(「′」など)、の組み合わせであること
例外もあります。一例ですが、「第1の突起」、「型抜き穴」などは、途中にひらがなが入っていても一連の用語として認識します。用語の検索の精度は、実用上十分と思いますが、ご要望がありましたら、改善致します。
警告内容がダブる場合には、(赤)、(青)、(緑)の優先順位で表示します。
2.段落番号の振り直し
【】で囲まれている数字(0~4桁:【23】、【】、【0999】など)を段落番号と見なして、先頭から順に番号を振り直します。
3.図番・請求項の挿入・削除
図番の挿入は、図2を挿入する場合、全文中で次のように変更します。
図1 図2 図3 |
→ |
図1 図3 図4 |
図番の削除は、図2を削除する場合、全文中で次のように変更します。
削除される図2の記載は、[図2]と警告表示されます。
図1 図2 図3 |
→ |
図1 [図2] 図2 |
請求項の挿入は、請求項2を挿入する場合、全文中で次のように変更します。
請求項1 請求項2 請求項3 |
→ |
請求項1 請求項3 請求項4 |
請求項の削除は、請求項2を削除する場合、全文中で次のように変更します。
削除される請求項2の記載は、[請求項2]と警告表示されます。
請求項1 請求項2 請求項3 |
→ |
請求項1 [請求項2] 請求項2 |
ライセンス・料金
ver. 2.30
30日間の試用期間後は、ライセンス申請して、ライセンスキーを取得してご利用ください。
1ライセンスにつき、1台のコンピュータで利用できます。十分に動作を確認した後、ライセンス申請してください。
メニュー(またはツールバー)の[ライセンス申請]を使用して、ライセンス申請を行ってください。
【利用料金】 利用期間ごとに、下記の通りです。
10000円/1年間 (834円/1月) (税込)
3000円/3月(1000円/月)
6000円/6月(1000円/月)
送金は、インストール後、ヘルプなどに記載された口座までお願い致します。
問い合わせ先
support(a)ippros.jp [(a)はアットマークです]
までメールをください。
免責事項
バグは十分に除去してありますが、当然のことながら皆無というわけには参りません。念のため、実行前には、明細書の文書をバックアップしてください。本プログラムの実行により、編集中の文書が破損しても、作者は、一切責任を負いません。
更新履歴
VER. 2.30 2009.9.14
・Word2007でライセンスの申請などができるように、アイコンにライセンス関係のメニューを追加。
・明細書中の所定箇所にジャンプする機能を追加。
ver. 2.28 2009.1.5
・特許庁の出願様式変更に対応させました。
ver. 2.24 2006.4.21
・旧書式(36文字×29行)と、新様式(40文字×50行)の切り換え機能
・「画像ROM15」のような「漢字+アルファベット」からなるの用語のうち、特定の用語については、アルファベットを用語側に
・「制御手段(CPU)15」のような用語と符号の間に括弧書きがあるときに、括弧内を無視して、「制御手段15」と同じに認識
ver. 2.23 2005.8.1
一般公開
ver. 2.2 2005.5.23
ライセンスに対応
ver. 2.17 2005.1.23
図番の削除、請求項の挿入・削除を追加。「第1の駆動手段」などに対応。
ver. 2.16 2004.12.17
符号チェックのオプションとして、「文章校正」を追加
ver. 2.15 2004.8.9
表中で英数字が欄の最後に来ている場合の不具合対応。ダッシュ「′″’”´」符号に対応。
ver. 2.14 2004.5.31
願書、要約書とともに作成している場合に対応
ver. 2.13 2003.12.9
「第1・・」の場合の検索落ちを修正
ver. 2.12 2003.10.3
符号抜けのチェック追加
ver. 2.01 2003.8.14
反転画面対応
ver. 2.00 2003.8.12
符号付用語の強調、リストアップ、チェックを追加
ver. 1.00 2003.6.25
段落番号の振り直しなど、初期バージョン。